ライターが、商品高評価の裏側を大暴露!信頼できるレビューって!?

2020年5月23日

何かほしいものがあるとき、皆さんはその商品の詳しい性能や、類似品との違い、価格が他より安い理由などについて、自分で調べたり考えたりしたうえで購入を決めていますか?

口コミやレビューをざっと見て、それを参考に、なるべく評価が高くて安いもの!をポチっていません

その瞬間はとても良い買い物ができた気持ちになれるのですが、すぐ壊れたり、期待していた効果が得られなかったりしていませんか?

そうなのです。世の中そんなに甘くはないのです。

宣伝や広告、口コミ、レビューは、大くせ者!消費者のことを考えず、とりあえず商品をよく見せるために書かれた嘘八百の情報がゴロゴロしています!

なんでも鵜呑みに信じてはダメですよ!!

かくいう私も、長年、評価か高くて安いもの!を疑うことなくポチってしまう立派なポチリ魔でした。(*´з`)

口コミだけでなく、
これで毛穴ごっそり!!系の誇大広告に、「そんなうまい話があるか」と思いつつも、そのフレーズにしっかりと心は奪われてしまい、気が付けば同じサイトを何度も見ていて、魔の時間帯(個人的に、布団に入って眠りに落ちるまでの暇つぶしの時間)にポチってしまったこと数知れず…。

こんな感じの買い物パターン、大半が後悔するものでした。

しかし、です!

ここ2年間だけで考えると、買い物の満足感は高く、「買わなければよかった」と後悔することが少なくなりました。

なぜかって??

それは、

ライターとして、Webや出版会社で働いた経験から、世に出ている高評価レビューの裏側を知り、信憑性のある情報の見分けができるようになったからです!!

みなさんにも、このサイトの目的、
いい買い物=素敵なブツ婚
をしてもらえるよう、私が知り得た、商品の高評価の裏側と、広告やレビューを参考にする際の心得をお伝えしたいと思います。

私が遭遇した商品紹介の裏側

私は5年間ほど、フリーペーパーのライターやHPのコンテンツの編集の仕事をしてきました。その間、振られる業務内容に対し「これは発信者の立場として、自分の正義感に反する!」と、物書きの端くれとして、一丁前なことを思った出来事が何度かありました。

それは、発信者側が本心から読者におすすめしたいと思っていないものを、良いものとして紹介したり、自分自身がよくわかっていない、あるいは使ってもいないものをあたかも愛用者のふりをして商品やサービスの高評価を書かなければならなかった時のことです。

いわゆる「やらせ」です。

これから、私が出くわした、商品紹介(店やサービスの紹介も含む)の「やらせ」の実態をお話しします。

1.利害関係による「おすすめ」

フリーペーパーは、広告収入で成り立っています。その媒体自体のコンセプトはもちろん発行元が決めることができますが、広告を掲載してくれる会社をよいしょしないといけない場面が多々あります。

まずは、よくある出版社の組織体制についてザックリと説明したいと思います。

出版社は大きくわけて、制作部(ライター、デザイナー、カメラマン、校正校閲など)と営業部とに分かれています。

制作部は、自分達が主体となって、良いと思える企画や、人々に伝えたい、教えたい、おすすめしたいと思った話題を取り上げたいと考えています。コンテンツを自分たちの作品として、言葉のチョイスや写真一つ一つにもこだわるなど、主体性質に重点を置いています。

一方の営業側、同じくコンテンツの質にはこだわりはしますが、あくまで媒体の企画内容は、商売道具と考えています。主体的なこだわりやポリシーよりも、広告を取りやすい企画や自分の既存のお客さんを取り上げた話題を掲載してほしいと考えています。

面白いものを作りたい!そこへの思いは同じなのですが、制作側は読者目線 営業側は広告主目線で考えているということです。

どちらかが良い悪いということはなく、この両者の目線が不可欠であり、双方の思いが一致する企画が、広告収入で成り立つ媒体として理想の形書いていることに嘘がなく、読者には有益な情報が提供でき、お金を出してくれている広告主にも宣言効果をもたらすことができる)なのです。

しかし、この一致がなかなか、なかなか、かなり、めちゃくちゃ難しい!!

私が担当していた月刊誌には、編集者のおすすめの店を取り上げるコーナーがありました。巷で話題になる前に、いち早く編集部がとっておきの店を見つけだし、実際に食べる、使うなどしてみて、本当におすすめしたいと思った店を掲載するためのコーナーです。

愛読者はそのことを知っているので、このコーナーに掲載される情報への読者からの信頼は厚く、必然的に掲載された店への集客効果は期待できるものでした。

そのため、その枠を巡って、編集部はよく営業側からの圧をうけるのです。

営業側から掲載してほしいと言われたお店は、必ず足を運び、店構えや店員の接客、味やサービスのクオリティーを確かめました。その結果「掲載否」と判断した場合、営業からは、「営業が広告をとってくるから収益が出て成り立っているのに、編集サイドが偉そうに…」と散々な嫌味を言われました。

それでも、「この枠は編集者が本当におすすめする編集主体の枠として守りなさい!!」との編集長(制作部と編集部の取りまとめ、媒体の総責任者)のお言葉通り、9割くらいの確率で、編集者の意のままにできていました!

しかし、残りの1割の確率で、編集者も社長も泣く泣く、本心からのおすすめではない店を掲載しないといけない場面がありました。

それは、会社側が広告主あるいは営業先で粗相をしてしまった場合です。

例えば、4月号掲載分として契約をしていたのに、掲載のサイズを小さく間違ってしまったり、掲載リスト自体から抜け落ちてしまっていたり…。そんなことがあった時は、謝罪とともに、「ぜひこちらのコーナーでお店を紹介させてもらえませんか?」、、、という贖罪の材料にされてしまうことがありました。

この場合、その号は、いつでも嘘がないと信じてくれていた読者の方には大変申し訳ない、利害関係に屈した裏切りの「おすすめ」、となってしまうのです。

私の会社は社長が編集長上がりだったため、編集者枠を大事に考えてくれていましたが、そうではない媒体では、もっと営業よりになっていることが多いと思います。

つまり、

雑誌に掲載されている店は、なんだが人気があるように感じてしまいますが、

大半の店は、必ずしも良い店だから取り上げられているのではなく、有料広告、あるいはその媒体との利害関係により、褒め殺しにあうべくしてそこに掲載されているのです!!

雑誌で「おすすめ」されている店やモノの情報は、こういった事情があるということを念頭に置きつつ、来店や購入の参考にするようにしてみてください。

2.内部工作員による「高評価」

私は一時期、出版社を離れ、介護や医療分野のいくつかの法人を運営する会社の広報部に勤めていました。

そこでは、従業員は社長のことを「先生」と呼び、廃れた心の持ち主(私)からすると、怖いな(気持ちが悪いな)と感じてしまうほど、「先生」を崇める異様な主従関係が成り立っていました。

そんな「先生」がある日、自叙伝を出版。すると、業務命令として「その本を読み、ア〇ゾンのレビューに『素晴らしい本でしだ』、『一読の価値あり』などの高評価を行うこと」が従業員に課せられたのです。

これまで私は、ネット上の商品レビューを割りと当てにしていたので、このやらせ具合は衝撃かつ、「レビューの高評価は疑ってかかれ!」という教訓となりました。

これも、私がそれまで知らなかっただけで、ネット上にはよくよく見られる事例でした。

ヤラセの高評価だと思われる代表的な例は次の2つです。

①★が5つついていても、投稿者数が1人だけだったり、その書かれている日本語文がグーグル翻訳の日本語のように若干違和感があったりするもの。この場合は、海外出品者によるパチモンや詐欺の場合が多いです。

②高評価をしている人たちが複数人いたとしても、その人たちのアカウントを追うと、その人たちは、その商品のレビューしか書いていない場合。
私が働いていた会社の「先生」が書かれた本のレビューがこれに該当します。

楽〇ショッピングや、ア〇ゾンの大手ネットショッピングサイトでは、すぐにレビュー投稿者のページが自由に閲覧できます。その人が他にどのような商品についてどのようなレビューを書いているのかをチェックして、気になる商品のレビューの信憑性をチェックするようにしましょう!

3. ライターが書く
「なりきりレビュー」

書き手がはっきりしていないネットの記事には、情報の受け手のことを考えない、無責任な情報が沢山溢れています。

HP制作会社でライターとしての仕事をしていた時のことです。お客様の会社のサービスに関連したコラムを執筆したり、提供しているサービスの説明文をつくったりするのが主な仕事でしたが、時に、お客様の会社のレビューを、サービス利用者になりきって書く、という仕事がありました。

目にしたことがある方も多いと思うのですが、たいていの会社あるいは商品のHPには、「お客様の声」や「体験談」といったような口コミをまとめたページがあります。

本来ならば、そこに書かれている内容は、その店やサービスを利用した人の生の声であるはず、いや、あるべき!!ですよね。

しかし、その内容を、実際のお客様にインタビューしたり、サービス利用者や商品購入者が書いたアンケート用紙を参考にしたりすることなく、丸ごとライターの妄想で書いてしまうということです。(もちろん良いことだけ)

意に反しながら、、私が実際に書いた実例を2つあげておきます。

住宅メーカーのHPにて。
マイホーム建築をお願いした利用者の「お客様の声」として、4,5人になりきって次のようなレビューを書きました。

・30代の共働き、子供がいる家庭の主婦目線で、「吹き抜けにすることで、1階と2階とで家族が離れている時でもお互いに存在を感じあうことができ、コミュニケーションや会話が増えました!」

・自分だけの空間に憧れていた父親目線で、「ちょっとしたスペースだけど、ずっと憧れだった自分だけのコーナーが出来てうれしい!家で仕事をしないといけない時でも気持ちを切り替えて集中することができるし、趣味の時間もより没頭できるようになりました!」

などなど。

カバン修理の会社のHPにて。

20代~40代の女性目線で、「もう使えないと思っていたカバンが蘇って本当にうれしい!」や
「勢いで買ったものの使い勝手が悪く、かといって高額だったため捨てるに捨てきれなかったバッグが、なんと最近欲しいなと思っていたカバンの形にリメイクしてもらえました」

などなど。

この仕事は、罪悪感の塊でした。
しかしこれもまた、宣言・広告のために在りもしないレビューを作成してしまうのは、私が勤めていた会社が特別!というわけではないようです。

「なりきりライター」の件、他にもこんなことがありました。

育児期間中、家でもライターの仕事がしたくて、在宅ライターに登録したことがあります。そのときにふられた仕事は、「医者になったつもりで、整形に悩む人からの質問に、後押しとなるような返答を書いてください」というものでした。

え!!!?
そんな無責任なこと無理!!
もちろんこの仕事は断りました。

これまでもネットの情報は鵜呑みにしてはならないと漠然とは心得ていましたが、まさか医療的なことでも、素人がお金稼ぎのために無責任に書いている実態があることを知って、ものすごく怖くなりました。

(と同時に、いちライターとして、そういった記事を書く人と、自分の意見を書いたり、取材したり自分で調べたことを書く人とをひとくくりに「ライター」と呼ばれることが嫌だなと感じました。(/_;))

4. 仕組まれた「売上1位」

最後にご紹介する商品高評価の裏事情は、私が仕事を通して知り得た内容ではなく、化粧品の広報部で働いていた知人から教えてもらった内容です。

よく目にする「売上1位」という称号。これにもいろいろとからくりがあるというお話です!

あなたは、売上1位の商品だと聞くと、安心したり、ほしくなったりしませんか?

私は、なります!( `ー´)ノ

だって、沢山の商品があるなかで「1位」ってすごいことですもん!!ね!?

残念ながらこの思考回路は、完全に相手(販売者)に乗せられているパターンです。

販売者がなぜ「売上1位」の謳い文句を使うかと言うと、それは「人気商品」だと思わせることで、消費者の信頼を得て、購買意欲を刺激するのが狙いだからです

でも、え?何??からくりって、
ひょっとして、嘘をついて勝手に「1位」と言っているだけなの?
 

と思った方いますか?

私は、思いました。(笑)

そこは、安心してください。「売上1位」を謳っていること自体は嘘!ではないそうです。(ここでは詐欺は論外とします)

嘘ではないのですが、私たちが期待するほどの「1位」の価値は持っていない場合が多いというのです。

実は、すごいことだと思っていた「売上1位」の称号は、ちょっとした販売戦略により、簡単に獲得できちゃうのだそうです。

商品はご存じの通り、いろんなカテゴリーに分けられていますよね。売上ランキングも、各カテゴリーごとだったり、年間、週間など、売り上げの判断期間にもいくつもの種類があるのです。

多くの販売者は、細かくカテゴリー分けされた領域の中で、短期間での売上1位を狙っているそうです。

皆さんがよく目にしている「売上1位」のポップ。実はそれらの多くが、その文字の下に小さく次の文字が印字されているはずです。

「リアルタイムランキング」

これは、カテゴリーごとに十数分ごとに更新される売上ランキングのことです。
タイムセールを実施したり、事前から予約販売を行っておくと、予約を開始した瞬間にそれまでの売り上げが計算されるため、計画的に種をまいておけば、狙ったある瞬間にグッとランキングをあげ、1位を獲得することが容易となるのです。

販売者は、その瞬間を見逃さず、1位となった瞬間を画像化してしまえば、以降ずーと、商品販売の宣伝に「売上1位」と謳えるのです!

これが、からくりの答えです。

リアルタイムランキングの「売上1位」…。
確かにその瞬間に1位になれるほどの購入数があったのは紛れもない事実です。

しかし、数十分間だけの、しかも販売元に計画されたものであることが多いと知ってしまうと、リアルタイムランキングで上位に上がっている品は、人気商品だと鵜呑みにはしないほうがよさそうですね。

逆に、上半期、下半期、年間、など長期スパンで売り上げを評価しているランキング結果なら、本当に売れているものとして買い物の参考になりそうです!

【まとめ】やらせの高評価に騙されないためのポイント

さも多くの人から支持されているかのような宣言にのせられて、本当はそんなに良くないもの・店・サービスにお金を使ってしまうなんて悔しい!!

そうはならないように、「高評価」には裏があることを知っておきましょう!

①雑誌で紹介されている店は、媒体が紹介したくて取り上げている場合よりも、おすすめ店として掲載してもらうべく店側から料金が払われている広告である場合が多い!あるいは、その媒体との利害関係にあるお店である可能性あり

②通販サイトにあがっている高評価は、内部関係者によるものが多い投稿者のアカウントを追ってみて、その投稿者がその商品や店のレビューしか書いていなければかなり怪しい!大事なのは、★の数より、投稿者の母体数!

③HPの口コミは、本当の利用者や購入者ではなく、HP制作会社関連のライターや素人の在宅ライターがなりきりでそれっぽく書いた記事であることがある。

④「売上1位」は、その詳細までチェック。リアルタイムランキングで1位の場合は、真の人気商品とは言えない。